おはようございます。
シエル(Ciel)の井上です。
集中力
洞察力
忍耐力
観察力
想像力
決断力
女子力
語学力
人間には沢山の「力」が備わっています。
この歳になると
なかなかこの「力」バランスを自分でコントロールするのも
簡単なことではなく。
0%の女子力は、どんなに努力を重ねても、
どんなにお化粧を研究しても、
何匹もの猫を被っても・・・
ボロが出ます。
まだまだ人生これからの子どもたちには
「想像力」こそ最も鍛えてもらいたい「力」だと思っています。
アメリカで問題になっている
「人種差別問題」も、元を辿と
「想像力の欠如」が大きな原因な気がしてなりません。
「いじめ問題」も、しかり。
「コロナの風評被害」も、しかり。
「相手がどんな気持ちなのか」
「なぜ、このような状況になったのか」
「このまま続けたらどうなるのか」
小さい頃、
「空を飛べたら」から始まり
「3Mくらいジャンプができたら」
「魔法が使えたら」
「めちゃめちゃ美人に生まれてたら」
「彼氏がアイドルだったら」
「男女入れ替わっちゃったら」・・・・・
くだらないあれこれを想像しまくっていた
その延長線上に
「相手を思う気持ち」
「自分と違う立場の人の気持ち」
「肌の色が違う人の気持ち」
をれを想像する「力」があるような気がします。
小さな島国日本で、人種差別問題を想像するのは
少し難しいかもしれませんが
世界に出れば
「アジア人」だって、簡単に差別の対象です。
たった数年間ですが
アメリカの田舎町で暮らしたことを思い出すと
「人種差別」は、本人の努力では、どうにもできません。
どんなに頑張ったところで
黄色い肌は白くはなりませんし
どんなにブリーチしても生えてくる髪は黒いです。
黒目は黒いです。
もちろん、白人全員が差別をする人種なわけではありません。
「I love JAPAN!」な人もたくさんいます。
肌の何色が、何色より偉い、とか綺麗とか
そんなことではなく
人間として兼ね備えた「想像力」をフル活用し
お互いの立場を想像し
認め合うことが
「人種差別」という言葉すら存在しなくなる世界への一歩のような気がします。
「もしも自分が、黒人に生まれていたら」
「もしも自分が、コロナに感染したら」
「もしも自分が、今、目の前にいる人の立場だったら」
「もしも自分が、今、この場にいないのに悪口を言われているあの人だったら」
日々の小さなことも
「想像力」を働かして生きていきたいものです。
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